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「Googleアドセンスでシンガポールへの税務情報を求められたけどどうしたらいいんだろう…」「税務情報を対応しないとどうなるの??」と考えていらっしゃる方はいませんか?
私も税務情報の対応が終わるまでは不安があったのでその気持ちがよくわかります。
この記事では、私が実際にシンガポールへの税務情報を求められた際にどう対処していったかを紹介します。
- Googleアドセンスに提供する「税務情報」って?
- どんな対処をすればいい?
この記事を書いている私はブログ歴5年。Googleアドセンスにも合格しています。
この記事を読むことで、Googleアドセンスからシンガポールへの税務情報を求められたときにどう対処すればいいかがわかります。
読み終えた後は、安心して手続きに臨むことができるはず!
これからも継続してGoogleアドセンスにお世話になるために、手続きを完璧にしていきましょう!
コンテンツ
Googleアドセンスに提供する「税務情報」って?
日本に移住していることを証明する情報!
Googleアドセンスに送る税務情報は、日本に移住していることを証明するためのものです。
この証明情報を送ることで、日本在住ということが正式にわかり、報酬にかかる税金が二重になることを防げるんだそうです。
もし対応しなかった場合は、税金が日本とシンガポールで二重にかかってしまって面倒なことになってしまう可能性があるので、手続きは確実に済ませることをおすすめします!
税務情報が求められているかどうかはどうやってわかるの?
税務情報の要求はGoogleアドセンスの画面に表示されます。
GoogleアドセンスTOPページ→「お支払い」→「お支払い情報」の順にアクセスすると、上の画像のようなメッセージが表示されます。
お支払いが遅れることなく、税金の源泉徴収も適切に行われるようにするために、できる限り早急にシンガポールの税務情報をご提出ください。
Google AdSence
このメッセージが表示されていたら対処が必要ということになります。
どんな対処をすればいい?
1.まずは税務署で証明書類を発行!
シンガポールへの税務情報を送る際には、税務署が発行する「居住者証明書」が必要です。(マイナンバーカードや住民票、運転免許証などの証明書類は使えません…)
少し手間がかかりますが、税務署に行って書類の発行をしましょう!発行手数料はかかりませんので、無料で作成してもらえます!
ご自身が税金を納めている居住地を管轄する税務署へ行きます。どこの税務署が管轄になっているのかはあらかじめ調べておきましょう!
税務署に提出する書類を作成します。この時、同じ内容で必ず2枚作成するようにしてください!
①所轄税務署名を書く 例)新宿、品川など
②請求日は税務署に書類を出しに行く日を書く
③住所を日本語と英語で書く
④氏名を日本語(フリガナつき)、英語(ローマ字)で書く
⑤提出先の国名を「シンガポール」「Singapore」と日本語英語それぞれ書く
⑥対象期間は空欄でOK
⑦申述事項は上の3つにチェックを入れる
⑧証明書の請求枚数は1枚でOK
⑨整理番号は空欄でOK
国税局のHPに印刷用・PDF用のファイルがそれぞれありますので、あらかじめ記入して持って行ってもOKです!
「居住者証明書交付請求書(租税条約等締結国用)」を選んでくださいね!
書類が作成できたら2部とも窓口に提出します。
このとき、身分証明書の提示を求められることがありますので、運転免許証やマイナンバーカードなどを忘れずに持っていきましょう!
書類の発行が出来たら再度税務署に行って完成した書類を受け取ります。
私の場合は金曜日のお昼ごろ提出して、翌月曜日に発行完了の連絡がありました。人によっては当日受け取ることが出来た方もいらっしゃるようなので、税務署によって違いがあるようです。
後日になると思っていたほうがいいかもしれませんね!
書類受け取りの際も身分証明書が必要になりますので、必ず持っていくのを忘れずに!
2.発行した書類をスキャンor写真撮影しておく
発行した書類を受け取ったら、アップロード用にスキャンしておきましょう。スキャンが難しい場合はスマホで写真撮影しておけばOKです!
対応している拡張子は、PDF、PNG、JPEGなので変換も忘れずに行っておくのをおすすめします!
3.Googleアドセンスに情報の入力と書類アップロード
準備ができたらいよいよアドセンスのサイトの方に情報を入れていきます!
お支払い情報のページを開いて「税務情報の追加」をクリックします。
アメリカなどいくつかの国の税務情報が並んでいる場合があります。
ここでは、シンガポールの方の「税務情報の追加」をクリックしてください。
注意事項を確認して「フォームを開始する」をクリックします。クリックすると入力ページに移ります。
企業情報の入力をします。内容は下記を参考にしてください!
- 業種:「個人の運営者」
- シンガポールに恒久的施設を所有していますか?:「いいえ」
- 海外ベンダー登録制度に基づいて、シンガポールの物品サービス税(GST)に登録されていますか?:「いいえ」
- 一意の事業体番号:(空欄でOK)
課税免除に関する情報を入力します。
- 免税対象となっていますか?:「はい」
「はい」を選ぶと下にさらに入力画面が表示されます。
新たに表示された画面に税法上の居住地を入力します。
- 税務上の居住国/地域を選択します:「日本」
- 居住者証明:ドキュメントの種類「税法上の居住地の証明書」を選択して、あらかじめ準備した証明書のファイルをここにアップロード
最後に「送信」ボタンをクリックして完了です!
4.申請が受理されたことを確認する
送信ボタンをクリックするとシンガポールの方の税務情報に「お客様の税務情報が承認されました」というメッセージが表示されました。
ページを上にスクロールすると、税法上の居住地の方は「審査中」となっていました。審査には最長7営業日かかるとのことです。
また同時に2通のメールが届きました。
シンガポールの税務情報の方は受理されて承認され有効になったとの記載がありました。
こちらには審査が3〜7営業日かかるとの記載がありました。
ここから審査が終わるまでしばらく待ちます。
5.税法上の居住地における税務情報が受理される
申請から8日後、「お客様の税法上の居住地における税務情報が受理されました」というメールにて、これまで審査中だった税法上の居住地における税務情報も承認されたことが知らされました。
念のためアドセンスのお支払い情報のページを確認すると、すべて承認済みになっていました!
これで手続きは終了です!
お疲れ様でした!
まとめ
この記事では、「【Googleアドセンス】「シンガポールへの税務情報」を求められた!対処法を解説!」ということでこちらのポイントをご紹介してきました。
- Googleアドセンスに提供する「税務情報」って?
- どんな対処をすればいい?
シンガポールへの税務情報を求められたときは、税務署にて「居住者証明書」を発行してそれをアップロードすればOKでした!
これで税金的に損をしなくて済みます!
ぜひみなさんもこの記事を参考に、素敵なアドセンスライフを!